今日のマーケット
金曜、月曜と更新できませんでしたが、一番の話題は$SVB (シリコンバレーバンク) の取り付け騒ぎによる金融不安。銀行株が売られまくってますね。
マーケットは金融不安とそれによるFOMCの利上げ路線変更予想、そしてFDICによる預金保証とそれによるFOMCの利上げ路線続行などの思惑が錯綜し米国債イールド先物が乱高下し、/ESは金曜は90ポイント、そして月曜は120ポイント（3％!）も上下しました。
今日はCPI発表があり数字は概ね想定通りだったのを好感してマーケットは上げたのですが、高値から60ポイントも売られたりと連日高変動が続きます。
おかげで/VXは金曜日から急上昇し、金曜日はピークで27近く、月曜は27.5まで上がりました。こういう時株は乱高下してどうしようもないですが、株オプションでショートプレミアムするには絶好のチャンスとなりました。
今日の株オプショントレード
ショートプレミアムのオプショントレードは/VXが上昇したピークでトレードをオープンできるのが一番いいのですが、どこがピークなのかはその時にはわかりません。後になって見返してようやくわかるものなのです。 なのでこういう時は/VXの立ち上がり方を見てトレードをオープンします。
ただ金曜日のように/VXが上がりかけた状態ではこのままさらに上がる可能性もあるのでそこそこの資金投入にしておきます。月曜は/VXが登り続けるのでアクセルを踏んで$SPY, $IWM, /ES, その他いくつかの株オプショントレードをいくつかオープン。面白いことに今回$QQQ (/NQ)はIVがあまり上がらなかったです。
今日はCPI発表後/VXが下がったので現存のトレードと合わせてPLは1%近く増加。このまま/VXが下がれば利確できるものは利確してしまいます。/VXが下がらなくともセータが増加していますのでデルタニュートラルを保てれば毎日利益が上がります。
また、こういう時は/VXM (VXマイクロ先物）もショートするようにします。これもどこがピークなのかわかりませんので、一本ショートしたら様子を見て、上がったらまたショートしてというふうにします。金曜から合計で六本ショートして、今日/VXが大幅減少した時に四本クローズ。利益は＄700でした。/VXMはBPRはそんなに高くないのでROCは20-30％になります。
/VXトレードはあせらず十分上がったところでショートすれば確実に利益が出ます。去年みたいに数ヶ月/VXが上がったままになることもありますが、それでもピークを掴めればかなりの収益になります。